四六判 203ページ
―目次―
第1章
農業協同組合の原点
21世紀の協同組合原則 14
農協綱領 15
不要になったか農協、生協 16
箱庭の民 19
バイキング 22
協同組合の歴史 24
協同の象徴2匹のロバ 26
求めるものと奪うもの 28
名は体を表す 30
監査について 32
目的と手段を取り違えない 34
農業者の苦難の排除 39
何を学習、何を教育、誰を講師に 44
農協役員と組合長の本分 46
背水の陣を敷いて 48
役員と職員 50
有限の農協事業 51
惜しかった農協アピール、日本農業の底力 53
第2章
仁賀保町農協の実践
農協強化は家族ぐるみで 59
JAの名称使用は総会で決定 63
組合の業務を組合員が 65
組合員参加と職員倍増 66
役職員を最小限に 皆が役職員に 71
基礎組織は自主運営 72
農協も自主運営で行政補助金敬遠 73
出資と配当 75
第3章
各事業について
生活の基本 80
農協の核心 82
健康で心豊かな農業生活の確保 83
生産と経済 85
営農生産指導事業
営農の基本目標テーマ 94
全組合員が担い手 96
仁賀保町農協互助会制度 96
特栽米も系統流通 100
第1節 営農目標
米にいのちをかける 101
生産に農協介入で失敗 102
等身大農業経営(規模拡大、大規模化自粛) 102
兼業奨励 104
自給運動 自給の里づくり 104
青空市直売所 106
衰弱する複合有畜家族農業 107
第2節 生活運動
農協の基本となる生活活動 109
憲 法 110
私の体験 111
暮らしと婦人 113
農の継承と食育教育 114
百栽館活動 117
第3節 自給運動
減反襲来 125
組織討議で提案 126
減反対策 127
減反互助会 128
減反田対策 129
仁賀保の田舎を売る 130
食品の自給 131
第4節 販売事業
農協には無かった販売事業 133
一元集荷多元販売 134
売る物は高く 135
食管会計 赤字の正体 136
消費に媚びない 137
ササニシキにこだわって 138
産地間競争と協同組合の販売事業 139
空想に終わった産地委託精米 141
第5節 倉庫事業
倉庫事業とカントリーエレベーター 142
国家と国際化 144
倉庫の集約と農家の囲穀 145
火力乾燥米と自然乾燥米の別はい 146
第6節 利用事業 147
第7節 加工事業
共同加工から 148
過去の農協加工事業 150
仁賀保町農協の加工事業 154
最高の贅沢は自給品を食べること 155
第8節 購買事業 170
第9節 信用事業 171
第10節 共済事業 172
第4章
新世紀の共同事業
共同で21世紀自然エネルギーを 176
エネルギー生産消費人協同組合結成を 185
最終章
仁賀保町農協さよなら大会
仁賀保町農協さよなら大会 194
有終の喜び 197
参考文献 199
あとがき 201
資料、付表、図表等など
資料1 農家、農業継承対策「メモ」
図表1 農村の現状とその対応 農業は生命の継承である
表 1 仁賀保町農協職員構成の移りと事業の移り
図 3 仁賀保町農業及び農家生活図表
図 4 生活目標の修正とその要点図
図 5 平成3年度農業生産生活図表
表 2 農協の現状改革比較表 改革項目のみ
表 3 仁賀保町農協年次毎取り組み重点事項
図表2 日本の米消費量と死因別死亡率
資料2 婦人部と農協からの問題とその対策
表 4 農村問題とその対策年表
図表3 農協百栽館組織図
図表4 自給の里
資料3 仁賀保農協発足時と終末時の概要